『なえうす』の第三号ができました。
今回は、7人もの執筆者がいて盛りだくさんです。
『なえうす』第3号
今までは古典的なアメリカ文学が多かったのですが、フォークナーやサリンジャーなど、今号は20世紀の作品が主です。
執筆者はみな大学3、4年生なので、1,2年生が大学で初めて文学のレポートを書くときのよいお手本になると思います。
ぜひご一読ください。
今までは古典的なアメリカ文学が多かったのですが、フォークナーやサリンジャーなど、今号は20世紀の作品が主です。
執筆者はみな大学3、4年生なので、1,2年生が大学で初めて文学のレポートを書くときのよいお手本になると思います。
ぜひご一読ください。
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目次
わからないものを裁く — ホークショーの飛翔
William Faulkner, “Dry September”をめぐって
板部泰之
救われたホールデン、救われなかったシーモア
J. D. Salinger, “A Perfect Day for Bananafish”における子供の役割
中村光汰
「ぼく」は電話をかけるのだろうか?
レイモンド・カーヴァー「ぼくが電話をかけている場所」について
相村里和
重力と解放
Tim O’Brien, “The Things They Carried” における現実と想像力
井関耕大
「群衆」、あるいは走り回る仮面
エドガー・アラン・ポー「群衆の人」における主体性の問題
斉藤海央
少女は歩み続ける
Sarah Orne Jewett, “A White Heron”について
塘内彩月
人生の旅、旅の人生
John Cheever, “The Swimmer”について
平松昂